今年夏に開催された薬剤師関連学会においてポスター発表された,薬剤師が企画した臨床研究において,介入試験であっても倫理審査委員会の審査を得ていないもの,また,学会発表に当たって研究対象者(患者)の同意を得ていないものが少なくありませんでした.これは,倫理審査の必要性とその手続き方法を知らないことが原因と考えられます.医師や看護師の学会では,臨床研究に関しては,倫理審査とインフォームドコンセントは当然のこととされています.薬剤師も,適切な研究倫理への早急な対応が必要です.
そこで,臨床試験対策委員会では,倫理審査の必要性と手続き方法,利益相反,インフォームドコンセント,事務局業務など臨床研究を実施する上で必要なことを学ぶ企画を計画しました.本セミナーは,実際に行わなければならないことが何であるかが理解できるよう,具体事例を中心にプログラムを立てましたので多数ご参加下さいますようお願い申し上げます.
臨床試験対策委員会 |
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