薬剤師が企画した臨床研究において、倫理審査委員会の審査を得ていないもの、また、学会発表に当たって研究対象者(患者)の同意を得ていないものが少なくありません。また、長期実務実習の学生が実習先の医療機関で入手した患者の診療データを大学に持ち帰り、研究発表のために勝手に利用することも、倫理上、問題となります。これは、倫理審査の必要性とその手続き方法を知らないことが原因と考えられます。医師や看護師の学会では、臨床研究に関しては、倫理審査と被験者の同意取得は当然のこととされています。薬剤師も、適切な研究倫理への早急な対応が必要です。
そこで、臨床試験対策委員会では、倫理審査の必要性と手続き方法、利益相反、インフォームドコンセントなど臨床研究を実施する上で必要なことを学ぶ企画を立てました。本セミナーでは、実際に行わなければならないことが何であるかが理解できるようにプログラムを用意しましたので、臨床研究を行おうとする薬剤師、また、大学で薬学生の研究指導を行う臨床系教員の皆様のご参加をお待ちしております。
臨床試験対策委員会 |
開催日時 | 2011年12月17日(土) 午前10時〜午後5時 |
会 場 | 新梅田研修センター 大阪府大阪市福島区福島6-22-20 |
定 員 | 180名 |
受 講 料 | 日本病院薬剤師会会員12,000円,非会員17,250円(税込・昼食代含) |
申込締切 | 2011年11月 |
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開催日時 | 2012年1月13日(金) 午前10時〜午後5時 |
会 場 | 日本薬学会 長井記念ホール 東京都渋谷区渋谷2-12-15 日本薬学会長井記念館B2F |
定 員 | 180名 |
受 講 料 | 日本病院薬剤師会会員12,000円,非会員17,250円(税込・昼食代含) |
申込締切 | 2011年12月16日(金) |
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