平成24年度診療報酬改定において、薬剤師が病棟で実施する薬物療法の有効性、安全性の向上に資する業務が評価され、入院基本料の加算として「病棟薬剤業務実施加算」が新設されました。この改定は、「薬剤管理指導業務」が評価されて以来、約4半世紀の時を経て画期的なものとなりました。しかし、療養病棟での病棟薬剤業務実施加算は、一般病棟とは異なり入院日から起算して4週を算定の限度とする制限が設けられました。療養病棟における人員配置基準は一般病棟とは異なり、厳しい環境にあるのも事実です。しかし、今後の超高齢化社会への対応として、慢性期の入院医療においても、薬剤師がチーム医療に関与し、患者の薬学的ケアを向上させ大きな成果を挙げることが強く求められています。
そこで、療養病床委員会では、病棟薬剤業務について正しく理解し、療養病床における慢性期医療の質を向上させるために様々な事例から学び、今後の病棟薬剤業務をさらに推進するため、平成25年度療養病床委員会セミナーを下記の通り開催いたします。
当委員会セミナーでは、明日から臨床現場ですぐに活かしていただける内容を予定していますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
療 養 病 床 委 員 会
委 員 長 賀 勢 泰 子
平成25年度療養病床委員会セミナー詳細・受講申込ページ
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