第19回治験事務局セミナー2015
“テーマ:『臨床研究・治験活性化5か年計画2012』を考える”

 平成24年3月に『臨床研究・治験活性化5か年計画2012』が発出され、日本の臨床研究・治験を活性化する方向性が示されました。この計画により達成されるべき最終的な目標は、世界における最新かつ質の高い医療が我が国において患者に提供される体制の実現であります。また、医薬品・医療機器の自立的な開発が我が国における恒常的な安全の確立につながること、医薬品・医療機器の治験を含む臨床研究の国内実施体制の確保及び強化は、我が国の当該産業の国際競争力の基礎となる日本発のイノベーションの創出やこれにより得られたエビデンスの世界への発信に必須であることから重要視しなければなりません。
 そこで、今回の事務局セミナーは、5か年の中間年にあたる平成26年の中間報告に基づいて、『臨床研究・治験活性化5か年計画2012』を改めて考えたいとプログラムを企画しました。この計画の中で目指すべき方策のうち治験事務局が関わる5項目について、積極的に着手している施設から紹介して頂きます。
 日本の臨床研究・治験の活性化に向けて、治験・臨床試験に携わる多くの方々に参加していただけるプログラムとしました。皆様の参加をお待ちしております。

臨床研究推進委員会   
 委員長 早狩 誠

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