超高齢社会に対応するために地域包括ケアシステムが構築され、地域の医療計画に従った病床機能の整備と再編、医療と介護の連携が喫緊の課題となっております。病院の機能や規模、施設形態によらず、薬剤師の本質的な役割は変わりませんが、それぞれの環境にあった特徴ある活動を実践していくことが求められています。高齢者医療・介護においては、疾病や障害と向き合う患者の傍にあり、常に患者や家族の心に寄り添った薬学的ケアを実践すること、医療と介護、地域との切れ目のない連携が重要になって参ります。療養病床委員会では、「平成28年診療報酬改定から見えてくる、今求められる慢性期医療の薬学的ケア~急性期から慢性期、在宅へのシームレスな連携と認知症への対応~」をテーマとして、下記の通り療養病床委員会セミナーを開催いたします。地域包括ケアシステムにおける病院薬剤師の立ち位置、具体的に実践すべき業務、地域連携等の実践事例を地域へ持ち帰り明日からでも役立てていただきたいと願っております。良質な慢性期医療を支えるために病床区分によらず全ての病院および介護保険施設等に勤務する薬剤師の皆様には多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
療 養 病 床 委 員 会
委 員 長 賀 勢 泰 子
平成28年度療養病床委員会セミナー詳細・受講申込ページ
(アンダーライン部分をクリックしてください)