急速な高齢化に伴い認知症患者が急増している現在、家庭で、病院で、そして地域で認知症患者をどのように支えていくかが大きな課題となっております。今回の平成２８年度診療報酬改定においては、認知症患者への適切な医療の一つとして、身体疾患を合併する認知症患者に対して多職種によるチーム医療に評価がつき、薬剤師の関与が求められるようになってきました。その流れの中、身体疾患を合併した患者が認知症の行動・心理症状（BPSD）で精神科病院（病棟）に入院する機会も増えています。更にそれらの患者には適応外使用で向精神薬が使用されることも多く、患者により安全な薬物療法を提供するためには、薬剤師による一歩踏み込んだ薬学的管理が大変重要になってきます。
そこで、当委員会では、「認知症患者への関わり」をメインテーマとして、平成２８年度精神科病院委員会セミナーを下記の通り開催いたします。
明日からの臨床現場ですぐに活かしていただける内容を予定していますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
精神科病院委員会
委員長 天正 雅美
平成２８年度精神科病院委員会セミナー詳細・受講申込ページ
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