今後の精神科入院医療は、新規患者は1年以内に、1年以上の在院患者は「重度かつ慢性」を除き退院させ、入院外治療へ移行させるとの方向性が示されています。しかし、いまだに精神科病院には約20万人もの長期入院患者が存在し、特に慢性期病棟においては患者の高齢化に伴い、身体合併症を併発する患者が増加しているのが現状です。
そこで、当委員会では、「『精神科医療の方向性』~患者の高齢化に薬剤師はどう対応すべきか~」をメインテーマとして、平成29年度精神科病院委員会セミナーを下記の通り開催いたします。
今後の精神科医療の方向性を踏まえ、入院患者のQOLを維持・向上させて、退院から地域移行へとつなげるためには薬剤師はどのよう所に着目し、どのような関わり方をすべきなのかをあらためて皆様と考えてみたいと思います。
明日からの臨床現場ですぐに活かしていただける内容を予定していますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
精神科病院委員会
委員長 天正 雅美
平成29年度精神科病院委員会セミナー詳細・受講申込ページ
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