臨床研究・治験を取り巻く環境は常に変化を繰り返しています。生命科学・医学系指針，同ガイダンスにおいては新たに一部改正され、インフォームド・コンセントやオプトアウト手続の見直しなどが行われています。また、近年、臨床研究・治験の領域でも確実に電磁化は進んでおり、資料保管、IRB運営等、各施設で様々な対応をされていることと思います。さらに電磁的方法を用いた説明や同意に関する留意点について公的な見解が示されるなど、ニーズだけでなく、実施環境も整ってきている状況にあります。今回の事務局セミナーでは、これらの最新の動向に加え、近年注目されている、医療機関への来院に依存しないDCT（分散化臨床試験）について、日本における現状や実際の医療機関における取り組み、さらには適正な治験費用の算定に向けたベンチマーク型コスト算定の実際など、最新の話題をプログラムに盛り込んでいます。このセミナーを通して、新たな局面を迎えている臨床研究・治験の現状への理解を深め、今後の各施設における業務の充実化に役立てて頂ければと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
臨床研究推進委員会
委員長 近藤 直樹
本研修会の受講申込みについては、Ｗｅｂでのみ受付いたします。下記の受講申込ページよりお申し込みください。
第26回臨床研究・治験事務局アドバンスセミナー２０２３（Web）詳細・受講申込ページ
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