我が国の精神保健医療福祉はこれまで様々な課題に取り組み「入院医療中心から地域生活中心へ」とした方策に至り、今もなお改正等が行われています。精神科薬物療法もこれまでに様々な薬剤が開発され、クロザピン、持続性抗精神病注射剤など治療の選択肢も増え、地域生活を見据えた治療が進んでおりますが、入院から退院、地域生活に至るまで薬物療法に関連した課題も多いのが現状であり、薬剤師の積極的な取り組みが望まれます。
そこで、当委員会では精神科医療の流れを把握し、精神科薬剤師業務のさらなる発展を目的に、令和5年度精神科病院委員会セミナーを下記の通り開催いたします。
午前の部の講演Ⅰでは日本精神科病院協会副会長の野木渡先生、講演Ⅱでは琉球病院の木田直也先生をお招きし、午後の部のシンポジウムでは「精神科領域における薬剤師業務の拡充へ、新たなる挑戦」をテーマに、薬剤師主体の取り組み事例についてご講演いただきます。
今回は現地参加も可能なハイブリッド開催になります。明日からの業務に役立つ内容となっておりますので、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。
精神科病院委員会
委員長 谷藤 弘淳
本講座の受講申込みについては、Ｗｅｂでのみ受付いたします。下記の受講申込ページよりお申し
込みください。なお、本講座の受講につきましては、先着順とさせていただきます。