「地域包括ケアシステム・回復期における
病院薬剤師の介入効果に関する調査」の実施について

 平素より日本病院薬剤師会の活動にご高配を賜り御礼申し上げます。
 日本病院薬剤師会学術第4小委員会は「地域包括ケアシステム・回復期における病院薬剤師の介入効果に関する調査研究」をテーマに平成28年度に編成され、これらの調査・研究を3年計画で行うことになりました。
 地域包括ケアシステムにおいて病院薬剤師は、重要な立場にあり、処方薬剤や栄養療法の適正化、より適正な服薬が行えるような服薬支援など、医師をはじめとする多職種と協働する中でアシスト・サポート・コンサルトする立場として幅広い職能が求められ、その職能を活かしたチーム医療への参画のニーズが今後さらに高くなってくると考えられます。回復期リハビリテーション病棟および地域包括ケア病棟を有する施設を対象に、「地域包括ケアシステム・回復期における病院薬剤師の介入効果に関する調査」を実施することにいたしました。
 つきましては、大変お忙しいところ恐縮ではありますが、本調査の趣旨をご理解いただき、多くの御施設にご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 なお、本調査は日本病院薬剤師会の倫理審査委員会の承認を得て調査を実施しておりますが、各医療機関での倫理審査(迅速審査含む)、施設長等の許可など院内規定に従って調査にご協力ください。
 また、本調査結果は、適切な学会や日本病院薬剤師会雑誌等にて報告する予定としておりますが、施設名、個人が特定できる形での公表はいたしません。

一般社団法人 日本病院薬剤師会
学術第4小委員会委員長 岸本 真
学術委員長  大森 栄

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